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北井宏昭神奈川県議会議員との意見交換

● 北井宏昭神奈川県議会議員との意見交換を終えて  

 島田大河(14歳)
 なかなか議論がかみ合わず大変だったけれどもいい経験になりました。 今回の意見交換を通して感じたことは、「世界にはいろいろな人がいる」ということでした。 僕は「条例がなくても自分で考えていける」と思っていましたが、世の中には取捨選択ができない人もいて、その人たちのことも考えなくてはならないと思いました。但し、条例で取捨選択ができない人を縛るのではなく、できない人をできるように教育していくことが大切だという考えは今も変わっていません。 

  川口洋平(15歳)
 実際に議員さんと話をしてみて、やはり私達の視点とは大きく違っていることが分かりました。『青少年保護育成条例』改正という私達にかかわりのとても深いものですが、実際に条例を改正する議員さん方と、それによって制限を受けることになる(北井議員は大人への制限だとおっしゃっていましたが)私達の考えとは大幅に違いがあったと思います。 この条例を改正するにあたって、青少年と議員さんが、話し合う機会を多く設け、両者の意見を尊重しあい、改正することが必要だと思います。  

   三崎友衣奈(13歳)
 私は、最初はいじめをする子や、取捨選択ができない子の教育を強化すればいいだけだと思っていました。しかし、世の中はそれほど単純なものでないことがよく分かりました。その子供たちの教育をするとともに、見本になっていない大人たちへの条例を作るというのはいい考えだと思います。 しかし、条例を少し見てみると、どれも普通に生きていればやらないような基本的なことばかりでした。そんな条例をいくつ作っても無意味だと思います。私は、その道からはずれてしまった人々を条例でなおすのでなく自分でどれほど危険なことを犯してしまったかを理解することが大切だと思います。「条例だからやめよう」でなく、「危険だからやめよう」という思考が必要だと思います。 最近は人々の自覚がなさすぎると思います。誰かに頼りすぎているところがあり、いざというときに自分の力では何もできなくなってしまいます。そんな大人を見ている子供たちが取捨選択できないのは当たり前だと思います。 

   藤原沙来(15歳)
 神奈川県に「青少年保護育成条例」というのがあったのも知らなかったので、今回の意見交換は非常に興味深く、勉強になりました。 大人のための条例とおっしゃっていましたが、条例を大人の観点から作って、判断するのでは子どもに何も変化をもたらさないと思います。「注意はしないがやめた方がいいなと思います」という北井議員の発言ですが、まず、条例よりも身近なところから注意して、だめだったら条例を考えるなど、もう少し子どもの視点からも考えて欲しいなと感じました。